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椎間板ヘルニア

背骨は、椎骨というたくさんの骨がつながってできています(194P図参照)。
この椎骨と椎骨の間には、「椎間板」と呼ばれる薄い軟骨がはさまれていて、背骨をスムーズに曲げる働きをしています。
この椎間板の真ん中に、クッションのような弾力のある線維輪で包まれた、柔らかな「髄核」と呼ばれる部分があります。
転倒したり、どこかに体を打ち付けて打撲したり、事故などで背骨に強い衝撃を受けたり、また、高齢になって椎間板が変形してくると、椎間板の中のこの「髄核」が、線維輪を突き破って脊髄を圧迫します。
こうして、椎間板ヘルニアはひき起こされます。
ダックスフンドなどの胴長短足の犬種は、特にかかりやすい病気のひとつなので注意が必要です。

 

【症状】

 

痛がるのが特徴です。
「髄核」が脊髄のどの部分を圧迫しているかで症状が異なります。
腰で発症した場合は、歩行が困難になったり、症状がひどくなるとトイレができなくなったり、麻痺が起きることもあります。

 

【治療】

 

軽い場合は、炎症を抑える抗炎症剤やステロイド剤で治療するのが一般的です。
重症になると、手術を行って、圧迫している椎間板を取り除くことになります。

 

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