犬 病気 伝染病

恐い伝染病による下痢

 

寄生虫がいるために、下痢を起こすこともあります。

 

室内犬は年に2回、室外犬および散歩をする犬は年に4回、寄生虫の検査を受けるとよいでしょう。

 

もし、検査を受けていない犬が下痢をした場合は、寄生虫を疑うこともできます。

 

パルボウイルス腸炎などの伝染病が原因になることもありますが、1年以内に予防接種を受けていれば、

 

心配はありません。とにかく、飼い主の方は、予防の可能な伝染病については、年に1回以上の

 

ワクチン接種を行ない、必ず予防するようにしてください。

 

また、食事アレルギーが原因で下痢をするケースもあります。

 

動物が食事アレルギーであることが分かった場合、アレルギーの原因となる食事を除去する必要があります。

 

アレルギーの特別食については、獣医師の指導に従ってください。

 

 

元気がない場合は要注意

 

下痢をしている動物が、元気がある場合とない場合があります。

 

元気がある場合は、さほど心配する必要はありません。しかし、元気がなく、食欲も喪失している場合は、

 

重篤な病気にかかっている可能性もありますから、速やかに動物病院で検査してもらってください。

 

動物病院では、血液検査、尿検査、X線検査のほかに、内視鏡検査、超音波検査などを利用して、

 

徹底的に検査を行なうことができます。特に最近の獣医学の進歩に伴い、人間の医学と同じように、

 

内視鏡(胃カメラ)検査が重要視されています。内視鏡を利用すれば、開腹手術をしなくても、

 

約75%の異物は口から取り出すことができます。

 

 

絶食で胃腸を休める

 

下痢の治療も、嘔吐の場合と同様、絶食療法が基本です。動物が比較的元気であれば、

 

24時間絶食させます。元気がない場合は、動物病院で輸液を行ないながら、絶食させます。

 

その後、消化のよい物(ドライフードをお湯に浸して、柔らかくしてもよい)を少しずつ与えます。

 

量は健康なときの3分の1か4分の1程度とし、胃に負担をかけないように、何回かに分けて与えます。

 

絶食中に水を飲みたがったら、嘔吐の場合と同じように、氷を与えてください。

 

下痢の治療で最も大事なのは、絶食を含めた食事の与え方です。

 

絶食の目的は、消化器を休めることです。休めることによって消化器の働きが徐々に回復してきたら、

 

消化のよい物を少しずつ与えるわけです。また、症状によっては、獣医師が薬剤を投与することもあります。

 

消化のよいフードや低アレルギー食は、動物病院で販売されています。

 

また、結腸の病気には高繊維食が有効であることが知られています。

 

これも多くの動物病院にありますので、利用することができます。

 

 

飼い主の心構えが動物を救う

 

嘔吐にしろ、下痢にしろ、消化器病に特徴的な症状が起こったら、飼い主の方はまず「何が原因だろうか」と、

 

思い当たることがないかどうか考えてみましょう。もちろん、このことは消化器病に限ったことではなく、

 

動物のほかのすべての病気についていえることです。

 

たとえば、中毒を起こしたり、何か異物を飲み込んだ疑いがある場合、飼い主の方の情報がないと、

 

獣医師は原因を見つけるために、いろいろな検査を行わなければなりません。早く原因を発見して、

 

対処しなければ危険な場合もあります。もし、飼い主の方が原因について、全く思い当たることがなければ、

 

その動物はかなり重い病気にかかっている可能性もあります。いつもいうことですが、言葉を話せない動物に

 

代わって、飼い主がの方が十分に観察する必要があります。

 

そして胸が焼ける為、泡の混じった黄色い胃液を戻すのです。

 

下痢、発熱、食欲減退などの合併症状がない限り、空腹時の嘔吐はあまり心配ありません。

 

夜、寝る前に一つまみの焼き芋を犬に与えるだけで、胃酸が中和されて夜中に吐かなくなります。

 

飼主の都合で、食事と食事の時間があまりに長く空いてしまう場合は、租繊維の多い玄米やサツマイモ、

 

キャベツ、カボチャ、インゲン豆、ゴマなどを主食のフードに混ぜて与えます。

 

繊維質の多い食べ物は、腹持ちが良く、空腹時間を短縮することが可能です。

 

そのため、犬の症状は改善するはずです。

 

 

【注意点】

 

●寝る前に与える焼き芋の量は少しで十分です。少量でもカロリーが高いおやつは、
1日の食事のカロリーにきちんと入れて、犬に与えてください。

 

●消化の良さを謳い文句にした高脂質、高タンパクのドッグフードは繊維質が少ないので、
すぐに胃が空になってしまいます。

 

●嘔吐は、食事時間が不規則な犬にもよく見られます。
毎日、規則正しい時間に食事を与えるようにすれば、腸内リズムも安定し、吐き気は治まります。

 

●もし、嘔吐が頻繁に続くようなら、すぐに犬を動物病院へ連れて行きましょう。

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